 銅製のやかん(ケトル)の注ぎ口は錫ハンダで溶接されています。 空焚きをしますと、溶接(錫ハンダ)が溶けて、水漏れや注ぎ口が脱落します。 中に一滴でも水分が残っているうちは本体温度は100℃を超えることはございません。 しかし、最後の一滴が蒸発する事(空焚きです)で本体温度が一気に上がり、火力にもよりますが約30秒程度で、錫ハンダの融点232℃を超え、錫が溶け流れ最後には注ぎ口が脱落いたします。わずかの空焚きの場合、写真のように黒くなりませんが、水漏れや注ぎ口の脱落はいたします。 中に水が残っているうちは注ぎ口から水漏れや脱落は絶対に発生いたしません。 とくに御注意いただきたいのはストーブの上での使用でございます。常時、乗せたままの為に静かに沸騰する銅のやかんは熱伝導の良さから他の金属のやかんより早く水分が蒸発いたします。ストーブの上に置かれる場合は常に空焚きに注意してください。 ガスコンロでのご使用の場合は、やかんを火にかけたまま場所を離れないように注意してください。来客や電話などで場所を離れる場合は必ず火を消してください。 |   | 注ぎ口の溶接修理代 (溶接箇所が熱で色が変わります) |
| ¥1,500(税別) | 全体の磨き直し (磨ける部分のみ)修理 | | ¥3,000(税別) | 送料(返送用の送料となります) | | ¥1,100~\2,800(税別)地域によりますのでお問い合わせください。 | (別途、修理品を弊社までお送りされる送料はお客様にて御負担となります) | 支払方法 ヤマト運輸コレクトサービスによる【代引き】のみとなります。 その他の修理につきましては別途ご相談ください。 sinkoudo@d3.dion.ne.jp |  修正後のやかん | ケトルはご使用いただくうちに蓋などに白い付着物が発生する場合がございます。 | これは、水道水の塩素の結晶でして、ご使用になられる地域により塩素が強い場合によく見られます。銅のイオン作用により塩素が分解除去された時に生じる現象でございますので御安心ください。発生しましたら、お酢と塩を(1:1)の割合で混ぜた溶液を作り、布につけて磨いてください。 | 
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